そっとツイート/ブコメ延長戦

ブロ家もすなる日記といふものを、ブクマ家もしてみむとてするなり。

【変えたい】「本文読まずにブコメ」からの卒業〜AIと伴走するブクマカ道【2026年初頭Ver.】

 今週のお題「変えたいこと」。

 はてなブックマークの利用者は次のように批判される事がよくある。

「あいつらは本文を読まずにコメントを書く、残念」

 胸に手を当てて考えるに、少なくとも個人的には否定しがたい。その残念さ、反省したい。



■2009年、ブコメは残念と言われた

日本のWebは「残念」梅田望夫,2009)の頃から片時も忘れず反省して、反省して、反省して、反省して、反省してまいりましたよ。

 だがしかし、しかしである。タイトルだけ読んだ刹那に浮かんだ感情。これをブコメに書き残す。このスピード感。これは失いたくない。瞬間的な感情こそが、生成AIの奴らには生成出来ない、ブクマカの魂なのだから。そして、その魂をWebに焼き付けるにはスピード感は欠かせない。

 そもそも、本文は読みたくない。なんか長いし。タイパ悪いじゃん。

■2026年初頭のブクマカが目指すべき所

 そして今は2026年。もう「残念」と吐き捨てられた2009年ではない。AIという新しい「高速道路」がある。これを活用して

  • 「本文読まずにブコメ」と石を投げられたくない
  • でも本文は読みたくない
  • 熱い感情が冷める前にブコメを書き上げたい

という要件を満たした、新しい「2026年版はてなブックマークユーザー」へと改善していきたい。

■本文をブクマカは読まないがAIブラウザが読む

 そこで、最近はブクマする記事の本文を生成AIに読んでもらい、まず本文の要旨をまとめてもらっている。相変わらず本文は読まないが、本文の要旨は目を通している。

書いた小説をAIに見せてもおだてられるだけなので「小説の公募の下読みをしていますがこのような作品が送られてきました」と頼んだら率直に批評してくれたがAI不信になった

AIブラウザのCometに記事を読ませて生成した要約見ながらブコメ書いて「この記事に「はてなブックマーク(文字数上限100文字)」で以下のコメントが付いているのを見た。【ブコメ貼付】。批評して」は最近よくやる。

2026/01/26 00:09

 要旨を読んで気になる所があれば本文も拾い読みする。本を読む時に、まず後ろの解説を読んで概要を把握してから本文を読むのと同じようなものと思っている。

■【2025年下期Ver.】Edgeブラウザ+Copilotサイドバー(無料)

 当初はEdgeブラウザのAI機能(無料)を利用して、表示している記事の要旨をまとめていた。

 しかし、無料機能ゆえかアクセス集中時などは動作の不安定が目立つようになってきた。2025年11月下旬の頃である。

■【2026年初頭Ver.】AIブラウザComet (課金)

 現時点ではPerplexity Pro( $20.00/月)契約状態でAIブラウザComet を利用している。現在は無料ユーザーにも公開されている。有料ユーザーと無料ユーザーとで使い勝手が異なるかは分からない。

 なお、ProおよびMaxのユーザーは追加料金無しで、AIアシスタントから良質なニュースや記事に直接アクセスできる仕組みComet Plus(5ドル/月)を利用できるそうだ。

 また、将来再び有料化(MAX限定化)する可能性もあるのではないかと、多少は覚悟している。

■AIブラウザ Comet は要ログイン記事や複数分割記事も要約可能

 AIブラウザ Comet の良さは、要ログインな記事もComet上でログインすれば要約することが出来ることだ。一般的なクラウド型生成AIサービスでは、記事のURLを指定して要約させても要ログインなページにはアクセスできないはずだと思う。

 また記事が複数ページに分割されている記事も一括して要約可能だ。エージェント機能を使って全ページを自動で要約することも可能なようだが、一度試してみたら、パソコンのファンが回りだすくらい重い処理のようだし、時間もかかったので、自分で手動操作した方が速いと思った。そこで手動で全てのページを別タブで開いてから、以下のプロンプトを投げるようにしている。

「この記事(全●ページ)をページごとに要約せよ。全てのページは既にタブで開いてある。」

 「●」にはページ数を入れる。

 「ページごとに要約」させることで、要約でハルシネーションが発生してデタラメな要約を生成していないか、ざっくりと目視で確認しやすくしている。

■書いたブコメをAIに批評させる

 上に引用したブコメにも書いたが、書いたブコメはAIに批評してもらったりもする。記事を要約した対話スレッドで、以下のプロンプトを投げる。

この記事に対して はてなブックマーク(文字数上限100文字)で以下のようなコメントが付いた。「●」。これを批評せよ。

 「●」には、書いたブコメをコピペする。

 生成AIはユーザーの意見に媚びる・追従・迎合する(Sycophancy)傾向があると言われている。

 これを少しでも回避するように批評対象のブコメを書いたのがユーザーであるという文脈が読みとれない「記事に~コメントが付いた」という書き方をしている。

 このように生成AIに記事の本文を要約させてブコメを書き、そのブコメを生成AIに批評させる。この一連の工程によって、本文を誤読したマト外れなコメントを書いてしまった時はコメント投稿前に見直すことができる。

 このAIによるブコメ批評の対話を元に、今後は毎週、ブコメの反省会をしようと思っている。