そっとツイート/ブコメ延長戦

ブロ家もすなる日記といふものを、ブクマ家もしてみむとてするなり。

読みたい記事が見つかるnote、見つからない はてなブログ

しばしば目にする「はてなブログとnote 、どうして差がついたのか」という話題。

はてなもうまくやれば、noteになれた可能性はあると思いうので、なぜそれができなかったのかは、今でもちょくちょく考える…

少なくとも、ブログの読者の立場から見ると、はてなブログとnote の差は歴然だと思う。 トップページの画面設計が明確に違う。

雑にたとえて言えば

  • note …都会のチェーン店型大型書店
  • はてなブログ…駅前の老舗の小さな本屋


◆対象的なトップページ

 note と はてなブログ、2つのブログサービスのトップページを読者視点で見比べる。

 初回訪問では大差は無いかもしれない。
しかし、それぞれのブログサービスでブログ記事を幾つか読むうちに見える風景が明らかに違って来るはずだ。

 はてなブログは、ほとんど変化が無いと思う。
 しかし、note は「おすすめ」で表示される記事の精度がどんどん上がってくるハズだ。以前に読んだ記事の履歴をアルゴリズムで分析して、的確におすすめのキーワードが割り出される。そのキーワードに基づきブログ記事が表示されるはずだ。

 これは今時のSNS等では珍しくもないアルゴリズムに基づいた閲覧履歴からのパーソナライズ。それがnote にはあり、はてなブログには無い(…はず。もし既に機能が仕込まれてたらゴメン。鈍感な私には効果が感じられなかった)。

◆ ネットサービスにおける【push型】と【pull型】

 これは、はてなパークスのβテスト期間中にテスター同士で話題になったが、SNSには【push型】と【pull型】がある。今はSNSではなくブログサービスの話ではあるが、そのトップ・ページに限って言えばnote は【push型】、はてなブログは【pull型】
(これが書き込まれたスレッドは正式リリース時に運営より"焚書"済みであるw Obsidianにメモを残していてた箇所を元に以下、一部復元する)

 私のザックりとした理解だと、近年のSNSでは利用者が情報を受け取る方法に関して

  • 【push型】サービス側に主導権
    • 情報を得るのにサービス側が努力して利用者側の努力に欠ける、とも言える
    • サービス側のサービス過剰感
  • 【pull型】利用者側に主導権
    • 情報を得るのに利用者側が努力してサービス側の努力に欠ける、とも言える
    • サービス側のサービス不足感

の違いだと思ってる。

【push型】は、利用者が意識して何かしなくても考えなくてもアルゴリズムで判断された"トレンド"や"面白い"情報が向こうから流れてくる。悪く言えばアルゴリズムに踊らされる。 雑にたとえて言えば、せっかちな わんこ蕎麦屋とめどなく次の蕎麦が出る。止めさせてくれない。

【pull型】は、利用者が意識して、考えて、自分で情報を選びに行く。 悪く言えば、意識高い系の親爺の蕎麦屋注文すら取りに来ない。お茶も出ないw

 SNSではないが、note のトップページは【push型】、はてなブログのトップページは 【pull型】である。

◆ 「引き算」でシンプルなnote 、「足し算」でゴチャゴチャした はてなブログ …トップページの違い

 【push型】ゆえに、note のトップページはアルゴリズムで厳選した記事をオススメとして提示する。絞り込んでいるので、レイアウトは「引き算」。必要なものに絞り込み、視覚的なノイズが極限まで削ぎ落とされている画面設計。

 都会の本屋感。平積みや特設コーナーなどディスプレイが凝っている感じ。しかも、アルゴリズムによって客に応じてオススメの本が変わる、魔法のような本屋だ(というか、Amazonが実店舗の本屋をネット上のECサイトにしてロングテール戦略とかやったもはや古典的な手法だと思うのだが…)。

 一方で【pull型】のはてなブログのトップページ。まさに昔ながらの駅前の小さな書店だ。書棚いっぱいに本が詰め込まれている。図書館のようにカテゴリごとに本が分類されているが、分類に見慣れていない利用者には目が泳ぐ。全く関心の無いカテゴリの情報はノイズになる。
(もちろん、書店好きなタイプの人間には、そのノイズが偶然の出会いを生む。視野の片隅で捉えた意図して探してはいなかった本との運命的な出会い…等だ)

◆「はてなブログは読まれない」問題=「はてなブログは読みたい記事が見つからない」問題

 色々と語られてきた「はてなブログが読まれない問題」は「はてなブログは読みたい記事が見つからない」問題だと思う。はてなブログには読みたい記事が存在しないのではない。読者がたどり着けないのだと思う。要は、マッチングの問題。出会えない。

前からはてなブログは新着記事が読まれづらい構成になっているからもっと改めるべきだってのはこのブログの記事とかブコメで書いてきたけどだめだって。俺今日からnote見に行って面白い記事にブコメつけて回るわ。すげーわあのUI。カクヨムだってあの探しやすさはないでしょ。
- はてなブログでは読まれない。について。 - てのひらを、かえして

 note のUIの優秀さ。逆に言えば、はてなブログのUIの悪さ。
 悪口を言えば、はてなブログのトップページは「センスの無い店主のヴィレッジヴァンガードやドン・キホーテ」。ただ多彩な商品が乱雑に陳列されているだけ。欲しいものが見つからない。読みたい本が見つからない。つまり、読みたいブログ記事が見つからない。
(本はECサイトで買える時代にネット上に実店舗の書店を再現するようなインターネットの発展の歴史を全力で逆走する発想が、やっぱり変な会社だなーという印象。レトロ感の追求?)

 しかし、読み手側から言えば、ここまで書いてきたように、マッチングの問題なのだ。読みたいテキストが見つからない、出会えない。それが、はてなブログの課題だと思う。

 note とのビジネスの違いとか棲み分けではなく、やる気?センス?の違いでは?と思ってしまう(はてなパークスで書いたら、AIの自動検閲で「特定のサービスに対する侮辱的攻撃的表現です」とされ自動削除されそう)

 もちろんアルゴリズムによる【push型】のネットサービスは、その代表であるSNSがそうであるように弊害も多い。しかし、その弊害を軽減する試行錯誤くらいあっても良いのではないだろうか?今の ㈱ はてな には、そういう挑戦性は感じられない。

◆はてなパークス「入場ゲートで迷子が大渋滞」問題

 さて、この「読みたい記事が見つからない はてなブログ」問題は、先月から始まった新サービスにも通じる課題だと感じている。

 はてなパークスに何か投稿したいと思った時、コメントを書き込むべきスレッド、スレッドを立てるべきパーク、はてなパークス利用者は見つけられているだろうか?

 以下、私がはてなパークスにコメント投稿した内容を転載する。少し長いコメントだが。

これは はてな開発陣へのユーザーからの愚痴になるけど、 はてなパークスの「質問したい」とかアンケートって、既存のサービス「人力検索はてな」と被る。 はてなユーザーに何か聞きたいと思った利用者が、どこに投稿したら良いのか 入口がたくさんあって迷子になる。 はてなパークス内に限っても同じ。

昔のIT界隈風に言うとワンストップチャネル?窓口の一本化というか

▲道案内としてのムートン機能

「何か聞きたい/話したい」と思った利用者が画面右上の「+」ボタンからスレッドを作成した時、スレッドの内容を利用者が書き込んだら、その内容に応じて

  • 投稿先パーク
  • スレッドのタイトル(これは既にMouton の提案機能がある)
  • スレッドの種別「雑談したい」「質問したい」「議論したい」「実況したい」

これらをMoutonが提案して欲しい。

これはスレッド作成時に限らず、パークの新規作成時も同じ。

パークの数も増えて枝分かれする一方で もはや人間(特に初めてパークスを使う人)が把握できる限界を超えつつある。 Moutonがコンシェルジュ的に機能し、利用者を導いて欲しい


ご意見・ご要望(非公式) - はてなパークス【非公式】 - はてなパークス
https://p.hatena.ne.jp/p/1539910495903944704/t/1539937307644137472#_r_1543860653213618176

遊園地のゲートをくぐったら、来園客がどこで遊んだらよいのか分からずウロウロして大混雑している。そんな遊園地はありえないでしょ?


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はてなパークス早速人が少なくなってきた気がします… - orangestarの雑記


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はてなスターが無いから〉「パークなのにアトラクションがない」/人◕ ‿‿ ◕人\「はてなーの承認欲求によって発生する莫大なエネルギーをはてなスターから回収し、はてなの熱的死(エントロピーの枯渇)を文字数

2026/09/02 18:48

「はてなパークス」とは巨大な砂時計構造である

https://p.hatena.ne.jp/p/1529830569884520448/t/1540394506661138432

H列島の民たちは、この先生き残れるのか?w


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2025/11/30 23:16